慢性頭痛

ほとんどの方は今までに一度は頭痛に悩まされたことがあると思います。今や頭痛は国民病の一つと言っても過言ではありません。特に慢性的に悩まされている方は本当に苦しいでしょう。でももう大丈夫です。あなたと同じ痛みで悩んでいた方が当院の治療で改善しています。以下の症状は一つの例ですが、このような症状でお悩みであれば、あなたの悩みの解決につながるでしょう。

・頭がズキズキする
・しめつけられるように痛い
・モヤモヤする
・目の奥が痛い、重い
・後頭部が痛い、重い。
・こめかみが痛い、重い
・眉間、まゆげが痛い、重い
・視界がギザギザする
・吐き気、嘔吐

こんな頭痛は注意が必要です

こわい頭痛(病院で検査すべき頭痛):くも膜下出血、髄膜炎、脳梗塞、脳腫瘍など頭痛の原因となる何らかの病気があって発生する「二次性頭痛」です。下記の症状があるといった場合は迷わず病院に行ってください。

  • 突然起こった、激しい頭痛
  • 初めて頭痛を経験した
  • 今までと違う頭痛が起こった
  • 頭痛に加え、発熱が続く
  • 数日のうちにだんだんひどくなる頭痛
  • 麻痺、しびれ、言葉のもつれをともなう頭痛
  • 頭部打撲後に出始めた頭痛

こわくない頭痛(当院で治療対象となる頭痛):一般に頭痛というとほとんどが片頭痛(頭が脈打つように痛い、吐き気や嘔吐が起こる、動くと痛みが悪化するなどの特徴がある)や緊張型頭痛(心身のストレスが原因となり、筋肉が緊張して後頭部から首筋にかけて痛みが起こる)、群発頭痛(ある特定の期間に集中して起こる。アルコールで誘発されることもある)を含む「一次性頭痛」です。   

痛み止めの使いすぎに注意

病院に行くと一般的な対処方として

  • アスピリン、イブプロフェンなど鎮痛薬
  • エルゴタミン製剤、トリプタン系薬剤など血管収縮薬
  • 葛根湯、桂枝人参湯桂枝人参湯なとの漢方薬

というものを処方されることがあります。また市販薬も薬効は低くなりますが同じような効能の薬が頭痛薬として売られています。

頭痛が頻繁にあるからと痛み止めを飲み続けていると、だんだん効き目が悪くなってくることがあります。さらには頭痛がかえって重くなってくることがあり、そうなると日常生活に支障をきたすようになります。

「市販の鎮痛薬を1カ月に15日以上(薬にカフェインが含まれている場合は10日以上)飲んでいないかどうか」をチェックします。もしこれに当てはまれば、それは薬によって起きている「薬物乱用頭痛」の疑いがあります。

 

頭痛薬の服用では根本的な解決には至らず、再発を繰り返し、頼り続けなければならないケースがほとんどです。また、薬が全く効果の無い例も少なからずあります。

このような頭痛であっても原因を取り除くことができれば、減薬や薬を止めることも可能です。当院に通院された患者さんの中にも頭痛薬を手放した方や減薬された方が多くいます。

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